待望の答え

6年ぶりにご来店いただいたお客様・・・

『お久しぶりです』とお互いに声を掛け、6年前の環境から変わりがない事を確認し

『6年も前の話よく覚えてくださって』とおっしゃった。

正直、来られなくなったお客様との最後に交わした言葉や話は頭にこびりついて離れない。

来られなくなったきっかけを答えも定かではないまま探し続けているからだと自分では思っている。

『丁寧にシャンプーしていただいて、イメージ通りにカットしていただいて本当に好きなんですよ。』

『何を質問してもハッキリと分かりやすく説明していただけるし・・・』

『仕事のお客様で美容師の方がいらっしゃってね、お付き合いでそちらの方に行ってるんです。今日はたまたまその方がお店を出す準備でカットできないので厚かましく寄せていただいたんです。』

『本当に来て良かったです』

歪な形をしたパズルがパチッとはまった感じがした。

逆に6年も私達を忘れずにそういう思いを持って過ごしていただいていた事に美容師として感謝したい。

これからも忘れられない美容師として励みたいと感じた1日でした。


そう!!これこれー!!!の話